昨日のpc改造の混乱

小さな会社だけど、PCは10台以上あって、今使っていないインテルCeleron450を積んだ10年位前のマシンが3つあった。

エディタで日本語を書くなど、遅くても使える用途もあったのでそのままにしていたのだが、

最近のネット速度なども考えると、他のマシンに比較して処理速度が遅くて我慢できない程度になった

1つはヒューレットパッカードのミドルタワーマシン、あとの二つはデルのスリムタイプのボストロ220と230だった。

CPUだけ変えることも考えたが、試しにまず、HPの中型マシンを改造することにした。

AMDのRyzen3400Gを使い、マザーボードはASRockB450M Pro4を使った。

何事もなく改造は終わり、ソフトも入れて、終わった。

次はデルのマシン二つのうち、少しだけ新しいほうのボストロ230を改造した。

会社ではグラフィックボードはいらないので、やはりAMDのRyzen3400Gとした。

すると、マザーボードはやはりASRockB450M Pro4で問題ないと思った。

デルのマシンの電源端子に少し癖があったが、工夫して何でもなく完成。

つぎもやってしまおうと思い、デルの古いほう、ボストロ220に着手。

CPUは同じ。マザーボードはASUS TUF B450-PLUS GAMINGにした。

特に理由は思い出せないが、なにかの気分でこちらにしたらしい。

改造に着手すると、PC背面のモニター用端子とかLAN端子の集まった部分が問題だった。

新しいpcケースはその部分の部品の入れ替えできるのだが、古いデルボストロ220のものは溶接で固定されていた。

これはよく見ていなかった。しかし、モニターは一つだけ使えればいいし、LANが刺せればいい、

最終的には金属部分を切り取ってしまってもいいと思い、後回しにして、動作の確認作業をした。

しかしこれが動かない。

スイッチを入れても、音も出ないし、ファンも回らない。

マザーボードとCPUの組み合わせを元に戻して、220+セレロン450と古いマザーボードにしてみると、ボストロ220はきちんと動いた。

だから、電源とスイッチは問題ないはず。

新品CPUに問題があるとはあまり考えられないので、メモリーか、マザーボードか。

CPUとマザーボードの相性については特に問題は報告されていない。

これらをセット販売している店もある。

メモリーも何枚もあるので、場所を変えたりして付け替えたりしてみたが、動かない。

ただし、マザーボードはゲーム用となっているだけあって、無駄なLEDがあるのだが、それには通電していて、様々な色が点灯している。やはり電源は大丈夫。電圧が足りないのか?わからない。しかしボストロ230で動いていて、電源は同じなので、足りないことはないだろう。

cmosリセットなども試す。ダメ。

マザーボードが怪しいかと思い始めた。

次に、マザーボードとCPUどちらに問題があるのか、解明しようと、

改造したばかりの、正常に動いているほうの比較的新しいデルマシン、ボストロ230の

マザーボードとCPUの組み合わせを変えてつなげばいいと思った。しかし、

どうせモニター端子などのセッティングがうまくいかないので、

新しいPCケースを用意することにした。Thermaltake Versa H26。

大きいほうが将来使える。電源は650Wを購入。

どれかのマシンから取り除いたグラフィックボードが会社のどこかにあるのだが見つからない。場所をとる水冷装置もどこかにある。

これらを将来利用できるように大きなpcケースを選択。

しかしとりあえずは、ASUS TUF B450-PLUS GAMINGとRyzen3400Gで組んでみる。

残念なことに、ダメ。

電源コードをつなぐと、LEDが光る。しかし電源スイッチを入れても、何も起こらない。ビープ音無し、ファン回らず。もちろん、モニターには何も映らない。

BIOSの問題というのは、一応、モニターに何か映ってからのはず。

今回はそれ以前の問題のようだ。

そこで、改造済ボストロ230のCPUと改造中のCPUを入れ替えてみた。

予想ではボストロ230のケースで、きちんと動くはず。しかし、ピクリともしなかった。

ということは、一番新しいRyzen3400Gに問題があるのか、取り付け方か、グリースか。

取り付け方をもう一度確認。問題ない。しかし新ケースpcは動かない。


仕方ないので、cpuをもとに戻した。困ったことに、完動していたはずの、ボストロ230もピクリともしなくなった。

新品のcpu二つ、新品のマザーボード二つ、新品ケース一つ、新品電源一つ、古いボストロ220のケースと電源、

つまり、動かないpcが二つになってしまった。

いままで完動していたpcがピクリともしない。電流が流れて困ったのではなくて、

流れなくて困っていたので、過剰電流で何かが損傷ということもないように思う。

Thermaltake Versa H26 の電源スイッチは、電源とリセットとHDDLEDと電源LED二つ、でできている典型的なもので、これはドスパラマシンで経験済み。説明書もあるし、多分間違いはないと思うが。

結線について強い自信はないが、全くわからないわけでもない。二つは動いた。

とはいうものの、新品マザーボードを疑っていたのだが、二つともダメとなると、

こちらの技術の問題と思われてくる。

次にすることは当然、原因の究明。

それと、動いていたはずのボストロ230改造機の復元。

ーーーー

そういえば、新品pcケースの電源を初めて入れたとき、電源LEDは点灯していた。ただからやはり、刺し方がまずいのかもしれない。最初だけ点灯で、あとは光らない。

また、新品ケースの電源スイッチが信用できないということで、配線を外して、マイナスドライバーで端子をつないでみた。少しの間、電源スイッチの近くで青い強い光が出たように思ったが、消えた。その後は点灯していない。

考えてみれば、これは怪しい。

電源スイッチは、ボストロ220を少しだけ分解すると電源スイッチとソケットが取れるので、新品pcケースで使ってみた。新品ケースのスイッチが信用できなかったから、こちらで代用した。しかし、動かなかった。

ーーーー

今、メインマシンの一つは、HPのi7の何かを使った、水冷式。グラボは空冷。流石に水冷は静かだししっかりしている感じがする。

一時、NECがデスクトップマシンに水冷を載せたが、やがてテレビ一体型なんかになり、水冷も消えていったように思う。

今でも、最新最高速CPUは水冷を要求するようだ。もちろんゲーム用なのだろう。

ーーーーー

(1)HPミドルタワーケース+電源、Ryzen3400G、ASRockB450M Pro4 →完動。これはこのまま。だから、話から外す。

(2)Dell Vostro230+電源、Ryzen3400G(a)、ASRockB450M Pro4 →完動 

(3)Dell Vostro220+旧電源、Ryzen3400G(b)、TUF B450-PLUS GAMING →ピクリともせず

(4)Thermaltake Versa H26+新電源、Ryzen3400G(b)、TUF B450-PLUS GAMING →ピクリともせず

ここからcpuを入れ替え

(5)Thermaltake Versa H26+新電源、Ryzen3400G(a)、TUF B450-PLUS GAMING →ピクリともせず、ただマザーボードは点滅している

(6)Dell Vostro230+旧電源、Ryzen3400G(b)、 ASRockB450M Pro4→ピクリともせず

ピクリともせずの症状が共通しているのがおかしい

ここでcpuはもとに戻した

現状で、

(7)Dell Vostro230+旧電源、Ryzen3400G(a)、ASRockB450M Pro4 →(2)と同じなのに無反応

(8)Thermaltake Versa H26+新電源、Ryzen3400G(b)、TUF B450-PLUS GAMING →(4)と同じで無反応、しかし電飾点灯

(9)Dell Vostro220+旧電源、セレロン450、旧マザーボード →完動

何が悪かったのか、あるいは私は何かを壊したのか

(2)が存在した点から言えば、Ryzen3400G(a)、ASRockB450M Pro4はよいはず

(3)の経験から言えば、悪いのはRyzen3400G(b)、TUF B450-PLUS GAMINGまたは配線

そして、

(6)でRyzen3400G(b)の不健全が疑われた。

(7)でRyzen3400G(a)の不健全、または、配線が不正、が疑われた。

Dell Vostro230にどれを載せてもだめということで、原因不明になった。

しかしRyzen3400G(b)とRyzen3400G(a)のどちらも不健全ということはまずないので、

つまり、私の技術の問題らしい

ーーーーー

そういえば、cpuファンを取り外そとしたとき、cpuがぴったりくっついて外れたことがあった。他のでは、ファンを引っ張ったら、cpuは残っていた。レバーを操作して、取り外した。レバーを操作しないままで、ファンにくっついてくるのは、おかしい。CPUの固定が完全ではなかったということになる。

しかし、Ryzenでは、取り付けのとき、cpuの三角はわかりやすいのだが、マザーボード側の三角ははっきりしない。しかし、レバーの反対側、レバーの開く側に三角印であるから、あまり間違えようもないはず。

cpuの固定が甘いマザーボードがあったということになる。あるいは私が操作を間違えたか。このあたりは怪しい。

ーーーーー

自分の行動をたどってみると、機械の故障ではなくて、私のミスが一番可能性があると思われる。
元に戻すくらいできないでどうする
へんだな

ーーーーーーーー
というわけで、日曜を潰してあれこれ。
結局、一番新しく購入したCPUとマザーボードがうまく働かず、そこに古いボストロ2台が絡んできて、重複した故障または工夫が必要な場面であったらしい。

先日まで動いていたpcuとマザーボードの組み合わせを一層慎重にグリースも加えたりして、最新のpcケースに入れて復活。

最新cpuとマザーボードとボストロ230はしばらく放置。気が向いたら考える。

ryzenに加えてintelも新しいラインを出して、32コアとか64コアとか、ブレードランナーの世界の数字が語られている。