先制攻撃ではないと言い張る

新聞によれば

自民党は31日、新たなミサイル防衛に関する政府への提言案を了承した。タイトルは「国民を守るための抑止力向上に関する提言」だが、敵基地攻撃能力の保有について政府に検討を要請。「専守防衛」という日本の安全保障政策の大きな転換につながりかねない内容だ。

提言案では「敵基地攻撃能力」という表現を避けた。提言案をまとめた自民党の検討チーム座長を務めた小野寺五典元防衛相は「攻撃、反撃、敵基地という言葉が入ると、先制攻撃のような間違った印象を与える危険性がある」と言う。

間違った印象ではない。それが先制攻撃である。

しかしながらミサイル防衛という概念自体が怪しい
ミサイル防衛システムを突破する作戦を考えれば、簡単で、たくさんの攻撃ミサイルを用意すればいいだろう
1000発くらいを日本各地に向けて短時間に発射すれば、それを防衛するシステムは多分難しいだろう。
つまり、ミサイルとミサイル防衛システムと、どちらが量的に多いかということになる。
ということは、経済力によるということだ。
中国ならば、お金をかけて、非常に多量のミサイルを国土の多数箇所から、たとえば東京や沖縄に向けて、発射できるだろう。
それを防衛するために、日本はアメリカからたくさんのミサイル防衛システムを買わないといけない。
つまりそういうことだろう。