人の小過を責めず。人の陰私を暴かず。人の旧悪を念(おも)わず

人の小過を責めず。人の陰私を暴かず。人の旧悪を念(おも)わず。(『菜根譚』前集百五)

他人のささいな過ちは大目にみるがよい。隠している私事は暴かない。過去の罪悪などを根にもつべきではない。