大木も柔らかな若い緑を茂らせている

ゴールデンウィークの中、盛んな緑を眺めていた。

地上を歩くと、大木の下しか見えない。

上を歩くと、大木を上から眺められて、しかもすぐ近くで見られるので、

大木も柔らかな若い緑をたくさんつけていることが分かる。

ドストエフスキーの書いた一節を思い出す。

しかしそんなことももういい。

古い大木も、あのような柔らかな若葉を茂らせている。

私にも何かできるのだと励まされている。