太る要因について

色々調べていたら業務用スーパーでオートミールが1kgで270円から490円くらいで並んでいた。原産国はカナダ、リトアニア、チェコ。一方、コストコでは4.52kgで、税込1,358円のクエーカーオートミールがある。

ドンキは1kg入りで598円。ドン・キホーテのオートミールは、カルディ、ドラッグストア、イオン、コストコでも購入できますと紹介されている。


・日々の食事を少しだけ多く作りすぎる。

パスタを握って手に取る時に、今日だけは少しだけ多めに、なんて思う。

最初から100gを結束したタイプもあって、そちらの方がよいと思うが、私の好きなパスタメーカーはそういうものがない。

最初に100gずつを計って、自分で束にして作っておけばよいと思うが、面倒なのでやらない。

結果、太る。

・白米をたくさん炊いて冷凍する。その時にどの程度の量をタッパーに入れるかが問題だ。

以前は一膳用の冷凍用タッパーに詰めていた。しかしそれでは量が少なくて、気持ちがさみしくなった。チワワの餌を思い出した。

スーパーにある保存用の一食分は一膳よりもやや多めではないかと思う。

それで、大きめの容器にした。するとたいていはやや多めに盛り付ける。

そんなこんなで、太る。

・冷凍食品のおためしパックを購入した。その中には、冷凍オムレツ、冷凍グラタン、冷凍おにぎりなどがあった。一食分を電子レンジで加熱する。

これを食べていると、一食分が少なくて済むと分かった。それ以上何か食べるのは面倒。

冷凍餃子とかシュウマイ、から揚げなどは、そのときの気分でどの程度の量を解凍するか加減できるのだが、たいてい多くしてしまう。

・オートミールで腸内フローラを整えてと思った。長く作り続けていたカスピ海ヨーグルトが自家製でできなくなった。ヨーグルトを買い続けるのが面倒になった。そのころ、勉強会で便秘の新薬を二種類くらい取り上げた。それで、腸内フローラを気にしだした。

たしかにオートミールで腸内フローラが整う感じはするが、オートミールを食べていると、結果太ることが分かった。

私はオートミールに豆乳をかけて食べる。加熱しない。それで慣れてしまうと、豆乳を用意して、スプーンでかき混ぜればすぐ食べられる。こんなに簡単な食事はない。簡単で、しかも、あとすこしということも簡単である。だらだらとあと少しを続けたりする。量の制限が難しい。

・フルグラとかごろグラは、豆乳をかけないでそのまま食べる。ソイジョイなどと似た感じで食べる。当然太る。

・最近は、最終的な体重コントロールも大事だが、食事に伴う血糖値の急激な上昇がよくないと言われていて、食事の前に水を飲む、食事の最初は野菜サラダ、糖質などはそのあと、糖質を単独で食べないで、脂質やたんぱく質と一緒に食べるなどが推奨されている。

血糖値が急激に上昇してインスリンが急激に分泌されるのがよくない。だから、血統はゆっくり上昇し、インスリンもゆっくり上昇、というように、食事の始まりのあたりのコントロールに気を付ければよいとの話だ。

・人間には、自分の食欲をコントロールすることはできないとあきらめて、自分の内部コントロールに頼るのではなく、外部コントロールを考えるほうがよい。食べ過ぎない仕組みが大事だ。家族がいれば、かなりのブレーキになる。家族がいる場合の食べ過ぎはたいてい隠れて食べることと関係している。

・一人暮らしで食べすぎをコントロールすることは難しい。スーパーに行けば、すぐ食べられて、しばらく腐らないような、保存性の良いお菓子がたくさんある。もちろん、食品添加物や保存料などを知れば、怖くて食べられなくなるだろうが、それでも、とりあえずは食べている人も多いだろうと思う。間食である。

・主食についても、自炊していれば、肉を焼くときにどれだけ脂が出るか、片付けるときに実感するので、いい加減食べるのをやめようとも思うようになる。

・スーパーで買い物をするときも問題がある。「ついでに」少しだけ多めに買う。すると冷蔵庫で邪魔になり、賞味期限も近くなり、あるいは賞味期限を超えてから冷蔵庫の隅で発見し、結局、多めに食べることになる。食べ物は捨てられない。

・気分で買い物をした場合、2、3日で気分が替わると、責任食いをすることになる。一食分だけ買えばよいのだが、その時の気分としては、一食だけ食べたいという気分ではない。『これをこの量で買っても、自分は3日後に責任食いすることになる』と、ここで書いているように、分かっているつもりであるが、買い物の時は気分に流されている。スーパーだけではなく、ネットショッピングでもその傾向はある。大体が買いすぎる。そして責任食いをしている。

・しかしまた、いつも計画通りに食べるというのも、大変つまらないような気がする。夜のスーパーの赤札の3つくらいを見て、「あ、この組み合わせで、あれ食べよう」と思いついたりする。

・スーパーの特売品が危ない。買いすぎる。少量パックと大量パックがあると、比較的安価と計算して、大量パックを買う傾向がある。貧乏という生活習慣は抜けない。

・落ち着いて計算してみると、一食分の総菜を買うのが合理的らしいが、私としてはその上を行きたい。安いものや旬のものを組み合わせてお得においしいものが食べたい。結果としてはあまりおいしくないものを責任食いする羽目になる。

・料理は、だんだん上手になるものでもないような気がする。ビギナーズラックなのかどうか、最初はおいしくできるような気がする。最初まぐれでおいしくできたものだけ、次にも作りたくなるのかもしれない。すると次にはそんなにおいしくできないので、がっかりする。不思議だな、もっとおいしくできるはずだと考えると、いくつか改善点が浮かぶ。それを試したくなって、三度目のチャレンジをする。やはりおいしくなくて、諦める。

・そんなこともあって、次第に「単品を焼く」ことが多くなる。カレーライスのようなものを何度も食べるのはなかなか苦痛なことだ。責任食いで不幸になる。

・料理は実験の手順を応用すれば、高確率に再現できるはずなのだが、私は気まぐれで工夫してしまうことが多い。結果として再現性が悪くなる。意図した点は成功するが、意図していない点で失敗しているので、総合して大して満足なものができない。しかし諦めない性格なので、改善点を考えてまたやってみる。だんだん原点から離れてゆく。

・そんな時に、公開されているレシピを取り入れて料理してみると案外うまくいく。まあ、最初の一回だけは。素人なのにオリジナリティを発揮しようとするのが失敗のもとである。台所でユーチューブを流して、途中で止めながら、忠実に作れば、たいていうまくいく。しかしそれを何度も繰り返すのも苦痛である。違ったことをしたくなる。そしていつも責任食いになる。