下書き うつ病勉強会#112 神経回路研究の話。BRAIN 2025。脳の基礎:ニューロンの生と死。睡眠研究。

神経回路研究の話。BRAIN 2025。脳の基礎:ニューロンの生と死。睡眠研究。

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Googleはアレン脳科学研究所と連携し脳スキャンによって生まれた大量のデータを処理するためのソフトウェアを開発している。2016年の時点で、Googleが管理しているBrainmapのデータ量はすでに1ゼタバイトに達しているという[182][183]。Googleは、ドイツのマックスプランク研究所とも共同研究を始めており、脳の電子顕微鏡写真から神経回路を再構成するという研究を行っている[184]。これらの大型脳研究計画は、米国や欧州で立ち上がっている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%9F%A5%E8%83%BD
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NIHが2014年に取りまとめた「BRAIN 2025」に提示された優先的目標としては以下のものがある。

  • 各種脳細胞の機能的な分類、神経伝達物質や受容体の化学的性質を同定
  • シナプス&ニューロン(ミクロ)単位から脳部位単位、脳全体(マクロ)までの神経回路地図を様々な解像度で作製
  • 全神経活動の大規模モニタリング法の開発 発火パターン及び脳全体の情報伝達相互作用の追跡 電気生理学的データの蓄積
  • 神経回路に対する精密な介入ツールを用いた脳活動計測と行動、精神状態、認知活動との関連づけ
  • 得られたデータの蓄積技術&分析技術の開発 新しい神経動作理論の構築
  • 神経疾患を治療するための革新的な技術の開発とヒト脳ネットワークの解明
    ニューロン、接続特性を格納している遺伝子発現情報を収集 および、神経成長に関わる異常タンパク質の解明
  • 米国では、霊長類脳の研究が比較的困難であり、その証拠として中枢神経薬、特に精神疾患に対する創薬等が消極的という状況にある。そのため、日本の理化学研究所が主導する「革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト(Brain/MINDS)」などといったプロジェクトと国際連携することで、ヒト脳の研究を進めることができる。

その他、欧州連合が進めるヒューマンブレインプロジェクト(Human Brain Project)ととも研究成果を相互利用、連携していく。[14] ブレイン・イニシアチブでは、脳そのものの研究のほか、脳への情報入出力を補助する「ブレインマシーンインターフェース(BMI)」の研究開発も進める。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%81%E3%83%96
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脳の基礎:睡眠を理解する|国立神経疾患・脳卒中研究所 (nih.gov)

脳の基礎:ニューロンの生と死|国立神経疾患・脳卒中研究所 (archive.org)

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精神障害