岩波新書新赤340『日本語の起源 新版』大野晋1994

岩波新書新赤340『日本語の起源 新版』大野晋1994。
日本語とタミル語の比較から、日本語の起源について論じている。しかし大野のこの論考については批判も多く、学説としては定着していない。大野は後に日本語はクレオールタミル語であるとする説を提出した。30年前の話である。最近では出土した遺骨のDNAを調べて比較して論じるようになっているがまだ諸説あるようだ。
「大野の語彙法則」というものもあって面白い。