下書き うつ病勉強会#160 内因性うつ病は減ったのか

精神科医の経験年数が30年以上の者にとって、うつ病の中心概念は「内因性うつ病」である。その典型はメランコリー親和型性格(他者配慮性と几帳面)と状況因(喪失体験)で構成されるものであった。その多くは発病年齢がおよそ40~5 … Read more 下書き うつ病勉強会#160 内因性うつ病は減ったのか


下書き うつ病勉強会#159 精神分析と最近のうつ病

現代は内因性うつ病の非定型化と神経症水準のうつ病への注目が大きくなっているかにみえる。 内因性うつ病の非定型化は双極Ⅱ型気分障害、未熟型うつ病(阿部)、逃避型うつ病(広瀬)といった双極性スペクトラム障害である。 神経症水 … Read more 下書き うつ病勉強会#159 精神分析と最近のうつ病


下書き うつ病勉強会#158 ストレスとうつ病の関係の研究概略

はじめに 生物学的まとめ。前回非常に思弁的だったので、そのカウンター。 うつ病は辛いことが続いて、ストレスとなり発症するという仮説がある。「ストレスのせいでしょう」と言われたりすることは多い。あるいはセロトニン選択的再取 … Read more 下書き うつ病勉強会#158 ストレスとうつ病の関係の研究概略


下書き うつ病勉強会#157 退行期メランコリーinvolutionalmelancholia

今日の操作的診断による気分障害の範囲は非常に広く、その内容は異質な集合体といわざるをえない。 このように拡大して、いろいろなものを雑多に含むようになったのは、いろいろと問題もあるが、ここから先、どうすればよいかと言えば、 … Read more 下書き うつ病勉強会#157 退行期メランコリーinvolutionalmelancholia


下書き うつ病勉強会#156 高齢者のうつ病-2

従来から高齢者のうつ病は、遺伝性に代表される生物学的基盤から単純に説明することは困難だとされていた。すなわち生物学的以外の多因子性が特徴であり、心理学的要因や経済、身体疾患、環境要因などの関わりが指摘されてきた。これを反 … Read more 下書き うつ病勉強会#156 高齢者のうつ病-2


下書き うつ病勉強会#154 適応障害(adjustment disorders)について

適応障害(adjustment disorders)について。 DSM-5による適応障害の診断基準A. はっきりと確認できるストレス因子に反応して、そのストレス因子の始まりから3ヶ月以内に情緒面または行動面の症状が出現B … Read more 下書き うつ病勉強会#154 適応障害(adjustment disorders)について


major

アメリカ野球のメジャーリーグとマイナーリーグは メジャーは日本語で大リーグというが、マイナーは小リーグとは言わない DSMのメジャーデプレッションは大うつ病と翻訳していてびっくりする マイナーデプレッションは小うつ病と翻 … Read more major


下書き うつ病勉強会#153 ストレス性障害

昔から、原因ははっきりしないけれども、痛みがあったり機能障害があったりして、生活や仕事にやや差支えのある状態についての、社会の多くの人の共有の認識があって、その実態は、広い意味でのストレス障害だと思うが、分かりやすいとこ … Read more 下書き うつ病勉強会#153 ストレス性障害


下書き うつ病勉強会#152 SDAの双極性障害・うつ病に対する効果

双極Ⅰ型障害は明瞭な異常を示す躁病エピソードがあるので、診断に苦慮することは少ないと思います。診断が難しいのは、軽躁病エピソードの同定を必須とする双極Ⅱ型障害です。 軽躁病エピソードの期間は通常、非常に短いとされています … Read more 下書き うつ病勉強会#152 SDAの双極性障害・うつ病に対する効果


【ルウなし】牛肉とトマトの「ハヤシライス」

【ルウ不要のハヤシライス】家にある調味料だけでコクたっぷりに仕上げる3つのポイント 日本生まれのハヤシライス。今回は東理シェフがオリジナルで考案した、あえて市販のルウを使わないレシピでご紹介します! まずは調理するうえで … Read more 【ルウなし】牛肉とトマトの「ハヤシライス」


下書き うつ病勉強会#151 笠原先生の2023年のお話

笠原先生の2023年のお話 ーーーーー1小精神療法の核は「患者を助けたい」という医療者の素朴な愛情―どの精神療法家にとってもそれは同じと思います。 なぜ私は、精神科医になると決心したのか。敢えてこれを選んだのはなぜだった … Read more 下書き うつ病勉強会#151 笠原先生の2023年のお話


下書き うつ病勉強会#150 内因性うつ病

MDD の診断の病因としては、内因性うつ病のような身体的病変でもよい。抑うつ・悲しみをもたらす出来事であってもいいし(抑うつ反応)、無意識の領域に抑圧された心的葛藤でもいい(抑うつ神経症)。これらの基礎に合わせて、それぞ … Read more 下書き うつ病勉強会#150 内因性うつ病


下書き うつ病勉強会#149 了解概念は今も大切

「了解」も「内因性うつ病」も、過去の精神医学の話のように映るかもしれない。了解(および了解不能)が現在でも重要な役割を果たし続けている。伝統的に内因性うつ病は了解不能な気分状態として把握されてきた。うつ病はわかるようでわ … Read more 下書き うつ病勉強会#149 了解概念は今も大切


下書き うつ病勉強会#148 内因性うつ病を正確に鑑別診断できるか

内因性うつ病が、ほかの抑うつ病態からはっきりと区別される疾患単位なのか、抑うつ病態の重症例にすぎないのか、という議論には結論が出ていない。 DSM—5のメランコリア基準が大うつ病性障害のクライテリアと重複している。これも … Read more 下書き うつ病勉強会#148 内因性うつ病を正確に鑑別診断できるか