物を以て喜ばず、己れを以て悲しまず
物を以て喜ばず、己れを以て悲しまず。(范文正公「岳陽楼記」) 仁者たる者は、富貴権勢や美物に接しても、特に喜ぶことはない。 また、どんな逆境に置かれても、そのために悲しむこともない。 A benevolent perso … Read more 物を以て喜ばず、己れを以て悲しまず
精神医学を中心に雑記まで含む文章
物を以て喜ばず、己れを以て悲しまず。(范文正公「岳陽楼記」) 仁者たる者は、富貴権勢や美物に接しても、特に喜ぶことはない。 また、どんな逆境に置かれても、そのために悲しむこともない。 A benevolent perso … Read more 物を以て喜ばず、己れを以て悲しまず
人の小過を責めず。人の陰私を暴かず。人の旧悪を念(おも)わず。(『菜根譚』前集百五) 他人のささいな過ちは大目にみるがよい。隠している私事は暴かない。過去の罪悪などを根にもつべきではない。
忠言は耳に逆らいて行いに利あり。(『史記』淮南王伝) よい忠告は耳に痛いが、事を為すにあたっては大いに役に立つものだ。 Good advice is painful to hear, but it can be very … Read more 忠言は耳に逆らいて行いに利あり
大巧は拙の若し。(『老子』四十五章) 巧みの極地は、一見、拙劣なものに見える。 The extremes of skill are seemingly poorly executed.
善を見ては則ち遷り、過ちあれば則ち改む。(『易経』益 象) 善なるものを見たら、ただちにその善を行なおうとし、 自らの過ちに気づいたら、すぐにそれを改めることだ。
兵を作(おこ)すに義。事を作(な)すに時。人を使うに恵。(『司馬法』定爵) 戦うには正当な理由が必要である。行動を起こすには時節が重要である。 人を使うには恩情が必要である。
行路難、水に在らず、山に在らず。ただ人情反覆の間にあり。(白楽天「太行路」) 人生行路の難しさは、山や川の険阻にあるのではない。常に反復する人情の頼りなき点にあるのだ。 The difficulty of life … Read more 行路難、水に在らず、山に在らず。ただ人情反覆の間にあり
孤帆の遠影碧空に尽き、唯見る長江の天際に流るるを。(李白「黄鶴楼送孟浩然之広陵」) 友人が乗った船の帆影はついに青空のかなたへ消え、 あとにはただ長江が空の果てまで流れているだけである。
風蕭々として易水寒し。壮士ひとたび去ってまた還らず。(『史記』刺客伝) さむざむと流れる易水のほとり、風は蕭々として物寂しい。 一度この地を去れば、私はもはや還ることはないだろう。 The wind was dreary … Read more 風蕭々として易水寒し。壮士ひとたび去ってまた還らず。
非定型うつ病について言及したので少しまとめる。 ・DSM-5では、まずうつ病の診断をした後で、その中で、特に非定型うつ病であると考える。・最近の別の考えは、非定型うつ病の診断基準はDSM-5でいいが、非定型うつ病は本当は … Read more 下書き うつ病勉強会#111 非定型うつ病
どこかで実験したらしいが、いまソースがはっきりしない。 人間は、文章を黙読するとき、頭の中で自分の声が聞こえる人、他人の声が聞こえる人、何の声も聞こえない人がいるとのことだ。 確かに、昔の学校では、国語で文章を朗読するこ … Read more 文章を黙読するとき、頭の中で自分の声が聞こえる
内因性うつ病と’ sickness behavior ‘ ‘ sickness behavior ‘として無気力,動作緩慢,食欲不振,体重減少,体温上昇,睡眠時間の延長,社 … Read more 下書き うつ病勉強会#110 sickness behavior-3 非定型うつ病など シナプスではなくて回路が問題でしょう
マイナに他人銀行口座登録、人為的ミスと見出し。人為ミスとは言わないだろう。最初はケアレスミスのことを言っていると思ったが、状況からして、関係者による『人為的』ミスという意味なら分かる。なるほど。官僚の中に反乱軍がいる?
一方では丸亀製麺、諫早店で販売したテイクアウト用のピリ辛担々サラダうどんにカエルが混入。 他方では「デイリーはやしや」の商品、「緑黄色野菜がとれるパリパリ麺のサラダ」。このサラダ麺は、5月10日に長野・松本市の工場で製造 … Read more かえるが混入、二件
この場合、人為的ミスとは言わないのではないか。human error の意味のつもりだろうが、違うだろう。
前回#108の論文の 表1を再度提示する。 とても単純に考えると、人間の脳を古皮質、旧皮質、新皮質などと、系統進化に従って分けたとして、ここでいう Sickness behavior は古皮質と旧皮質で発生していることで … Read more 下書き うつ病勉強会#109 Depression and sickness behavior-2
‘sickness behavior’は、うつ病を生活習慣病としてとらえ、その基底に炎症・免疫機構の障害を想定する立場にとっては、中核的な概念である。平時の行動パターンとは異なる、病時期の行動パターンのことを‘sickn … Read more 下書き うつ病勉強会#108 Depression and sickness behavior-1
うつを治すための考え方の工夫 1.自己肯定感を高める うつ状態になると、自分がすべて悪いと思いこんだり、自信を失って自分が嫌いになるなど、ネガティブな気持ちが高まってしまいます。 自己肯定感を高めるために、小さな達成感が … Read more 下書き うつ病勉強会#107 うつを治すための考え方の工夫と生活習慣の工夫
糖尿病とうつ病における精神的サポート うつ病を持っていたら糖尿病の発症率が高い,糖尿病を持っていたらうつ病の発症率が高い,お互いに病因論的に関連している. 身体疾患を持っているということは,脳や感情,あるいは考え方に何ら … Read more 下書き うつ病勉強会#106 糖尿病とうつ病における精神的サポート