新型コロナを生きる私たち

新型コロナ感染症の真っ只中、
私たちは何を考えて何をしているのだろう

未来の人々から見たらどう見えるのだろう
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安藤裕衆議院議員「補償やらないと企業潰れますよ」
自民党幹部「もたない会社は潰すから」

なんと、自民党幹部が企業倒産を容認する発言をしていたというのだ。
一体、暴言を吐いたのは誰なのか。
安藤が提言書を持って行った西村なのか、自民党の岸田文雄政調会長なのか、それとも別の誰かなのか――。
改めて安藤議員に暴露の真意を聞くと、こう答えた。
「誰が『もたない会社をつぶす』と言ったかは、ご想像にお任せします。あらゆる会社を突き放すのではなく、体力がない、あるいは放漫経営の会社を指して発言したのではないか。いずれにせよ、国が企業に救済措置をせざるを得ない状況です。どんな会社も一律に救うべきと考えています」
身内をかばっているのか、暴言の主は明かさなかったが、「弱者見殺し」政権のホンネが透けて見える。

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少し前に、抗原や抗体の統計的調査があって、我々の周囲では、案外少なかったという印象。
少ないということは、これからまだまだ病気に倒れる人が増える可能性があるということだ。

ニュージーランドや台湾、韓国などが感染対策の優等生と言われているが、
さて、どうだろうか。

今は外に対して閉じていて、なんとか持ちこたえているが、コロナが根絶しなければ、
いつかは、誰もが、新型コロナ感染症にかかる可能性がある
その前に根治療法とかワクチンとか、副作用が少ない形で実現すればいいが、
ぜひそうなってほしいが、そうなるかどうか。

いつかは感染して、生き延びるしかないとの考えも、一理あるのだ。

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なぜ Go to トラベル キャンペーンをやるのか、しかも、前倒しして、
との批判は根強く
一説には、東京五輪で多方面に裏金の約束をしてしまった、
1年延びただけでも、その人達の期待のお金は1年間凍結なのに、
五輪が開催されないとすると、一体どういう形で支払いをするのか、関係者は困るだろうというのである
だから、新型コロナ対策の形を借りて、不自然な出費を続けているのではないかとの
推測も書かれている

確かに、フランスから聞こえてくる報道では、陸上界の大物に日本オリンピック関係者は億単位の金を渡したとのことで、
それで当然の世界だと居直っているらしい

同様のことが多方面で発生していれば、
どのような形で支払いをするか、なかなか難しい問題である

電通やパソナやJTBとかよく言われるが、我々一般人には真実はわからないとしても、
推測としては成り立たなくもない

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補償金の問題も、現状維持のための保証金ならば、
いつまでも続くものではない。
新型コロナが終息するか、国の金庫が空っぽになるか、競争である。
赤字国債をいくらでも印刷して、国民にばらまけばいいとの話は
産油国の経済運営などを羨ましい感じで想定しているのだろうけれども、
そうなったら、お役所からの分配を待つだけの国民が激増するだろう
金くれないなら選挙で落とす、そう言っていれば、金をくれる人が当選して、
さて、どんな未来が待っているものか

最近は、MMT、現代貨幣理論の話もあまり聞かなくなった

産油国が羨ましくて、原発を始めて、原子力船とかもんじゅとかいろいろあった

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せめて、後世の人々に、あの頃の人達はこう考えたらしいと
伝わるように、我々の現在の輪郭を描いておきたいとも思うのだが、
渦中にいるときはそれは難しいらしい

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この仕事で食っていくのは将来は無理だなと見切りをつけて
新しい経済分野に転職していくのが
本来望ましい形だろう
補償金は現状維持ではなく、未来のある産業に転職するための後押しとなるものであってほしい
しかし今の日本ではその将来の産業が見えていない
知恵を絞っても、観光くらいしか思いつかない
それが危機の本質であるような気もする
そのあたりはアメリカ白人も同じようなものだ
自分の祖父と同じようには生きられない苦しさ
江戸時代のような、こじんまりとした、閉じた経済ならば、現状維持もできるのだろうけれども

戦争で破壊された経済を復興させる形での経済成長はうまく行ったし
それはどの国でも起こっていることだ
追いつくことはできるのだ
しかし先進国並みになったあとで、どうするか、それはまだ見えていない

むしろ、超少子高齢化によって
いろいろと困った問題が待っている

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報道では、相変わらずGDPの値がどうとか言われている
自分の家の庭で取れたトマトとキャヘツを食べているとGDPは伸びない
買って食べたり、レストランで食べれば、GDPは伸びる

散歩が好きな人はGDPに貢献しないが
自動車で出かけるのが好きな人はGDPを押し上げる
それだけの話である

何でも自給自足できる有能なおばあちゃんなどはGDPに貢献していない
有能おばあちゃん同士で物々交換していたらGDPは困るだろう

そのようなものさしで国民経済や生活を論じられても困ると昔から言われているのだが
それに変わる明確な指標もないので
使われ続けている

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月曜からお盆までの間に東京で新規に500人、日本で2000人と言われても、
もう驚かないし、
治療薬が開発されるまで、経済は維持できそうにないし、
あきらめムードである