NHKが受信料の適切な使い方を考えるとのこと

テレビで修飾語の多い空疎な作文を読み上げていたが
私が希望するのは、たとえば
イタリア大使館に異動になった、安倍夫人のお付きの秘書だった官僚が、今、何を考えているのか、毎週でもいいから、報道してもらいたい。
甘利氏が、詩織さん事件の山口氏が、加計学園が、森友が、いまなにを考えているのか、どうなっているのか、報道してほしい。忘れるのが早すぎる。


なにか事件が起こって、訴訟になっても、訴訟を提起された側は、「まだ訴状が届いていない」とかなんとか言って、実質、なんのコメントも出さない。それを読み上げることの、どこが報道なのだろう。テンプレート。
「まだ訴状が・・・」そう言われたら。訴状が届いてから、もう一度言って聞いて報道すればよいではないか。それはしない。全く不満である。なぜ取材しないか。
世界の観光地や大自然の高精細画像なんかあとでもいいから、やることがあるだろう。なんとかの交尾の撮影に世界で初めて成功しましたとか、そんなもの見ていても、誰も撮影なんかしないし、放送もしないだろう。報道にはもっと大事な使命があるからだ。
なぜ、自民党からの報道への圧力をぶちまけない。

9時からNHK、10時からテレ朝、11時からTBS、あと日テレとWBSか、そのくらいの報道が、全く均質化している。
偶然を装ってインタビューに答えている人も同じ人、ときにタレント事務所の新人、を出していて、なぜそれで平気なのだろう。政府側で用意した人らしく、質問も答えも作文してあるという話であるが、ひどい報道。
日本の報道には問題が多いと国際的に評価が定まるのも、まあ、当然だろうと思う。官製作文を読み上げるだけ。虚しくないか。