三菱商事<8058.T>が続伸、前日は180円高と値を飛ばしたが、きょうも上値指向を強め一時110円あまりの上昇で2600円台に買われ6月8日の戻り高値を払拭した。売買代金も東証1部で連日上位3傑に食い込む商社株としては異例の人気となっている。ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイが、同社株など総合商社大手5社への積極投資を表明、それぞれ5%超の株主として浮上したことでがぜんマーケットの注目を浴びている。特に同社株は総合商社で国内トップに位置づけられ、エネルギー産業との取引で優位性を発揮する。5%を超える配当利回りにもかかわらず、PBRが0.7倍台と株価修正余地の大きさが意識され、追随買いを誘っている。
出所:MINKABU PRESS