神がいなければすべては許されているとドストエフスキーは悩んだ

実際、神がいなければ、神による罰はなく、あとは共同体による罰があるだけである

神がいると考えたほうがよく生きられるなら、神はいると考えたほうが良い
とパスカルは教えている

それなのに、それを逆転させて、神がいなければすべては許されていると考えるのは、
自然な倫理感情の欠落であろう。

しかしながら神という概念や感情も、無限定で知りようがない。
だからあまり発言しないで、自分の大切な神とともに静かに生きればそれでよい。