仏壇に向かい、線香をたき、しばらく心の中で対話する

仏壇に向かい、線香をたき、しばらく心の中で対話する。
盆と正月はそのようにしていた。
それを親戚の人間のひとりは、「何をそんなに話すことがあるものか」と揶揄した。
悲しい態度であった。
基本的な共感力に欠けていたのだろう。