韓国ドラマ「ボーイフレンド」2018
やっぱり泣いた。
少しだけ思い出すこともあり。
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顔のアップが多いと思った。
笑い顔にもたくさんの種類があり、いろいろな感情を混ぜているのだろう。
やつれた顔の場面では下の瞼のしわを出していた。
その時の感情にあった笑いを演技しろと言われても、そう簡単に何種類もできるものではないと思うが、
やはり女優は大したものだ。
後ろ姿だけで何かを表現している。
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若い頃にいい役をこなして高評価を得た女優が35歳くらいになったときに
どのような役をやるのか、悩ましいところだろう。
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結婚と家、姑の問題はやはり分かりやすくて、感情を掻き立て、
どんな人にもアピールするものなのだろう。
財閥の本家なら当然傲慢にもなるのだろうし、一般庶民はそのようなドラマを期待しているのだろう。
たとえば日本でも、本家でなくても、遠い親戚でも威張るのだから、人間は底知れず下品なものだ。
家と家が釣り合う結婚でないといろいろと難しい。
客観的にみて、同程度だろうと思っても、本人たちが、異なる観点で評価して、自分たちだけが偉い、向こうは無価値、と思っていれば、当然不幸せになる。
共通の敵でもいればまとまるのだろうけれども。
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ドラマは第一回にキューバ・ハバナの景色と人々と音楽をたっぷり見せて、映画のような凝った仕上がりだと思った。横長の画面が生かされている。
全体として、もっと膨らみを持たせて回数を長くできると思うが、16回で終わった。それもよいかもしれない。