先日話を聞いていたら、70歳を過ぎて働いている人は、
本来もらえるはずの年金が減額されて、
働いた分、損をしたような気持になると語っていた。
現状の制度に詳しくないので、ひょっとしたら、何か制度があるのかもしれないが、
たしかに、勤労意欲を奪い、閉じこもり老人を増やしてしまっているのかもしれないと思った。
一方で、高齢者が離職することによって、若年者の活躍の場が拡大するので悪いことばかりではないとも
語っていた。
そこで、70歳を過ぎて現役で働き、収入がある場合、
本来もらえるはずの年金を単純に辞退するのではなく、
寄付金として指定できるようにすればどうだろう。
毎月10万円を日本赤十字とか奨学金関係とか、猫を守る会とか、盲導犬を育てる会とか、
寄付先を指定できるようにする。
そうすると、勤労収入は自分のもの、年金の一部は自分の好きな組織に献金をするという具合になり、
損をした気分にならなくて済むだろう。