先日、日曜日の夜、NHK特集は「洪水」についてだった。
河川の氾濫による洪水の危険を紹介したものだったが、
いろいろ紹介した後で、いつどんな場合にどこに逃げるかは、自分で決めておくことが大切、と
自己責任のように説明していた。
自己責任には違いない。
しかしそのような言い方でいいのだろうか。
まあ、政府担当者や地方行政担当者としても、個別の事情を全部抽象化して、
一般的普遍的な対策を語ることもできないだろうし、そのあたりは分かるとしても、
1000年に一度の災害を想定したマップを提示されて、
各自考えろと言われても、どうしたらいいものだろう。
避難場所も近い順に3つ選んでおくとして、
いつどうなったら何を持って逃げるのか、
やっぱり、各自で考えるしかないんですね。
心細いことだ。