「へ」と「に」の使い分け

「へ」と「に」の使い分け
西へ向かう
学校に行く
公園に行く
土砂が町に流れ込んだ
土砂が町へ流れ込んだ

「へ」は方向を表すが、到着地点ではない
「に」は到着地点
西に向かうよりも、西へ向かうがよい。しかしどちらでもいいだろうな。
西に行くと西へ行くならどちらでもいい。
学校に行くが、学校へ行くよりもよい
公園に行く、ならば公園で遊ぶとか公園で休むとかをイメージしている
土砂が町に流れ込んだ、ならば土砂は町に滞留している
土砂が町へ流れ込んだ、ならば土砂は町を通り抜けてその向こうに行っている

文章の見出しとして
核廃絶に取り組み
核廃絶へ取り組み
このあたりはどうか
動詞なら
核廃絶に取り組む、ですかね
核廃絶に向けて
核廃絶へ向けて
これはどうですかね

泥が靴に入った、では「に」です。

車がトンネルに入った
車がトンネルへ入った
これはどうですかね。にが自然だけど、へでも、特に悪いわけでもない。
「へ」は方向なので to に近いんでしょう
「に」は atとかinに近いのかな。