【第六回】
説明が一部重複しますが、復習問題と思って付き合ってください。
メランコリー親和型性格のうつ病は
最初の性格としてはM少A多D多になります。
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この人が几帳面に責任感強く仕事をして、しかし年にも勝てず疲れ果てたとします。
するとA成分がダウンして、
M少A少D多となります。これがうつ状態です。
(つまり執着気質の途中からの経過に重なるわけです。)
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治療は、基本的に神経細胞を休ませることです。
そのために薬剤も生活調整も精神療法も役に立ちます。
治癒は、M少A多D多まで回復すればメランコリー親和型として回復となります。
(執着気質ではもうひとつその先、M多A多D多まで回復してやっと元通りということになります。)
(つづく)