・投手の投球フォームにはオーバースロー、スリークォーター、サイドスロー、アンダースローなどがある。
・オーバースローが一番球速が出るような気がする。しかし人体の構造から言って、無理がある。必然的に肩を壊す。
・スリークォーターの場合、かなりうまく力が伝わるような気がする。ボールに縦回転を与えるには、腕を垂直にしたい。そこで、上半身を45度くらい傾ければ、良い。簡単ではないが、合理的ではないかと思う。オーバースローの遠心力に比較すれば弱いと思うが、独自の回転軸で投げることができる。
・サイドスローはオーバースローの変化球とは違う回転になる。また、ボールの出てくる位置がかなり横になるので、右サイドスロー投手のボールは、右打者にとっては背中の方から飛んでくる。左打者にとっても、横から自分に向かってくる角度になる。
・アンダースローは、体の負担が少ないかもしれない。阪急のアンダースロー山田は故障しない一番いい投げ方と言っていた。山田がなぜあれだけの速球を投げられたのか理解が難しい。
・こうして並べてみると、スリークォーターで上半身の軸を傾けて腕を垂直に立てる投球フォームが一番よいように感じる。