最近オートミールと、その周辺の類似商品を食べている。
あまりなじみのない人のために説明すると、
オートミールは麦(燕麦)ですが、
外側の殻を取り除いて、ローラーで押しつぶして、平たくしたものが「ロールドオーツ」です。
麦の形がよくわかる。噛み応えがあります。
ロールドオーツをさらに細かく砕いたものが「クイックオーツ」です。粉に近い感じになります。細かさは製品によりさまざまのようで、そこが各社の工夫の核心だともいえるのですが、実際にはそんなに大きな違いはないように思います。
ロールドオーツを調理・乾燥したものが「インスタントオーツ」です。味つけされていて、牛乳やヨーグルトをかけてすぐに食べられる。
ロールドオーツ(押し麦) | 麦一個が一粒。噛み応えがある。お米の代わりに、おにぎりにしたりする。 |
クイックオーツ | 麦一個を1/3とか1/6くらいに細かくしたもの。すぐに食べられる。 |
インスタントオーツ | 味付けしたもの。 |
グラノーラ
ロールドオーツ(燕麦の押麦)や、麦、玄米、とうもろこしなどを主とした穀物加工品と、ココナッツ、ナッツなどを、砂糖、蜂蜜、メープルなどのシロップ(糖蜜)、植物油とで混ぜてオーブンで焼いたもの。さらにドライフルーツなどが混ぜられることも多い。
オーブンで焼く途中に何度かかき混ぜる、もしくは焼き上げた後に破砕することで適当な塊状とする。
カルビー、日清シスコ、日本ケロッグ、日食が有名。私はイオンのプライベートブランドを順番に試している。
各メーカーとも必須ビタミンなどを添加し、高栄養価であることを宣伝している。グラムあたりのカロリーは低くないが、食物繊維が多く、たんぱく質も含まれ、低糖質。
食べてみると最初は甘いことに抵抗を感じるが、そのうちに慣れてくる。でも、こんなに甘くする必要はない。とはいうものの、コーンフレークでも時々甘いやつが食べたくなるので、グラノーラも存在意義がある。
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フルグラ、ごろグラなどはメーカーがそれぞれ名前を付けて呼んでいるらしい。
フルグラはフルーツグラノーラ。ドライフルーツが入っている。イチゴなど。
個人的には栄養が足りないわけではないし、たんぱく質とかビタミン、ミネラルとか、ほかでいろいろと間に合っているのでべつにシリアルで取る必要はない。
甘い。甘すぎる。要するにお菓子に近いものという位置づけのようだ。
ただ食物繊維はありがたい。よいお通じが実現すると嬉しい。
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値段は1グラム1円を目安に判断して、それ以下なら安いと思う。
トップバリューのクイックオーツは通常900gで826円、サービス品で1kgで税込み862円。それににヨーグルトと豆乳をかける。ヨーグルトはパルシステムで買ったカスピ海ヨーグルト、豆乳はトップバリューの6本セット。
甘いのが食べたいときはクイックオーツに、何か甘いグラノーラを混ぜる。
知人はヨーグルトとオートミールを混ぜて、冷蔵庫においてオーバーナイト、朝に食べるとのことだった。やってみたが、あまりよくなかった。
トップバリュー 一番上の写真がクイックオーツ・1kgで税込み862円。
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カルビー
----マイグラはフルーツなしの甘いコーティングのかかったグラノーラ
----カルビーはフルグラ
ケロッグ
----ケロッグはフルグラと言わないでグラノラ。どうやって糖質オフにしているのだろう。
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日清 ニッシンはフルグラではなく、ごろグラ。
オーツミルク 高いけど何がありがたいのか、私には不明。
ーーーーこのタイプのチョコチップは案外濃厚。豆乳をかけて電子レンジで加熱すると、とても甘いココアができている。白米に甘いチョコをかけて食べるようなもので、受け入れがたい。ロールドオーツも固くて個人的には食べにくい。
その他のメーカー
----この包装を変えないところがすごい。Quakerというネーミングもすごい。受け入れている社会もすごい。
このメーカーは明確に腸活と表示して、腸内フローラの観点で宣伝している。内容物としては他と変わらないと思う。
海外メーカーが少ないように思うけれども、どうなんだろう。安いのがありそうだけど、輸入代理店がそもそもカルビーとかケロッグで、値段を自社製品のもうけが出るレベルで設定しているとかの事情はあるのだろうか。むかしパスタで、ママーがそんなことをしていた。