神父が修道女に「送っていくよ」と申し出ました。車に乗った修道女が足を組むと、服から足がはみ出ていました。危うく事故を起こしかけた神父が車をコントロールすると、こっそりと手を彼女の足へと忍ばせたのです。
すると修道女は言いました。
「神父様、第129編を覚えていらっしゃいますか?」
神父はすかさず手を引きましたが、ギアを変えたあと、また彼女の足に手を忍ばせました。
「神父様、第129編を思い起こしくださいますか」
「すまない。肉体は本当に弱いものだ」
神父は謝りました。
修道院に到着すると修道女は立ち去り、神父は教会へ第129編を調べに行きました。
するとそこにはこう書いてありました。
「先へ進め、そしてさらに求めよ。そうすれば大きな喜びが得られるであろう」