2021年に生まれた日本人の子ども(出生数)は81万人

2021年に生まれた日本人の子ども(出生数)は81万1604人で、データがある1899年以降で最少となった。前年より2万9231人(3・5%)少なく、減少は6年連続。国の推計より6年早く81万人台前半に突入し、少子化の加速が鮮明になった。

1人の女性が生涯に産む見込みの子どもの数を示す「合計特殊出生率」は1・30で、前年より0・03ポイント下がった。6年連続で低下し、過去4番目の低水準となった。
都道府県別にみると、沖縄(1・80)が最も高く、鹿児島(1・65)、宮崎(1・64)と続いた。最も低いのは東京(1・08)で、宮城(1・15)、北海道(1・20)の順。西高東低の傾向となった。

死亡数は、戦後最多の143万9809人。死因の第1位は「がん」の38万1497人で全体のおよそ4分の1を占めた。「心疾患」が14・9%(21万4623人)で2位、「老衰」は10・6%(15万2024人)で3位だった。

出生数から死亡数を引き算して出る「自然増減数」はマイナス62万8205人で過去最大の減少となった。鳥取県の人口(約54万人)を上回る規模の人口減が今後も続く見通しだ。

婚姻数は2年連続の減少で戦後最少の50万1116組だった。
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昔は世代の人数は200万人と言われた。しばらくして100万人を割り込んだと言われた。2021年は81万人。お医者さんが世代で1万人として、200万人時代は200人に一人だったのが、100万人時代は100人に一人になった。81万人に1万人だとどうなりますかね。歯医者さんとか薬剤師とかも同じ。