経済社会学者ヴォルフガング シュトレーク。現在の危機の本質は、資本主義市場と民主主義政治との対立であり、2つが和解できると仮定するのはユートピア的なファンタジーである。
ーーーーー
資本主義社会は貧富の差を拡大する。市民の多数は貧困階層である。したがって市民はいつでも不満である。
民主主義が機能したとして、貧富の差はいったんは解消される、しかしまた資本主義の必然として貧富の差が発生する。資本主義はいつでも不安定要素を抱えている。
さらに、ここに官僚制が絡んでくる。さらに情報コントロールが絡んでくる。