日: 2022年9月30日
詰め込み教育について
詰め込み教育について、戦後のGHQによる教育改革の時にも、戦前の詰め込み教育がよくなかった、これからはゆとりで自発的学習を引き出す方向だとの議論があったと記録にある。詰め込みとゆとりの振り子運動は昔からあったことが分かる … Read more 詰め込み教育について
ノーベル賞
ノーベル賞の受賞に際しての講演で、文学賞の受賞者の話を読んでいた。医学生理学、物理、化学などは現実を明らかに変革してゆく力のある学問分野であり、これまで治らなかった病気が治るようになったなどの実際の効力がある。ところが文 … Read more ノーベル賞
引用の華麗さによって相手を黙らせようとする態度
論議の中で引用を多用し、その引用の華麗さによって相手を黙らせようとする態度がある。一般に、引用を明示することは学者としての作法であるし、重要なことなので、むしろ大切なことである。しかし、場合によっては、引用も明示している … Read more 引用の華麗さによって相手を黙らせようとする態度
市民と民主主義を考える
市民と民主主義を考える。どんな人も一人一票として多数決で決めようというのが根本の気持である。これはこれですごいことでいろいろな問題もあるが、まあ、歴史の中で結論された、前提である。多数決で議員を選出し、議員が政治を行う。 … Read more 市民と民主主義を考える
なぜ中国ではなく西洋で、科学が発生したのかの問題
山本義隆が吉野の娘の家庭教師だったとは驚く。山本の著作、隔作用概念の発展史についての研究をまとめた『磁力と重力の発見』全3巻2003年。近代科学はなぜ西洋に興ったのかという『磁力と重力の発見』の問題意識は、2007年の『 … Read more なぜ中国ではなく西洋で、科学が発生したのかの問題
「人間を信じる」吉野源三郎。岩波現代文庫/社会223、2011。
「人間を信じる」吉野源三郎。岩波現代文庫/社会223、2011。吉野はずいぶん勇ましいことを書いていて驚く。進軍ラッパを吹いて、兵隊に突撃させようとする気分のようではないか。君が人民のために死ぬならそれで本望ではないかと … Read more 「人間を信じる」吉野源三郎。岩波現代文庫/社会223、2011。