核兵器による人類の消滅について。キリスト教者は、最後の審判が待っているのだから、人類が消滅しても特に問題はないだろう。インドの人たちやイスラムの人たちにとっても、どうということはないのだろう、たぶん。唯物論者には大きな恐怖となるだろう。
しかしまた、唯物論者としては、人類が滅亡したとして、それがどうしたというのだろうと考えるかもしれない。そうに違いない。唯物論なのだから。
では、どの立場をとっても、人類が消滅しても、何ともないということにならないか。
絶対に人類は滅亡してはならないとの論理を提出することは難しいのかもしれない。
素朴な感情としては当然、人類が滅亡するなんてひどいことだと思うけれども。