オーブントースターでパンが燃えた話
人から聞いた。「山形のパンのてっぺんあたりにチーズをのせて、オーブントースターで加熱していたら、パンが燃えて、炎が上がった。驚いた。水をかけたらショートして漏電など起こりそうだと判断して消火器を持ってきて消火した。火は消えて、火事にはならなかった。一応、電気のブレイカーを切った。天井には少しだけすすが残った。あたり一面は消火器から出た消火剤で白くなっていた。自分で片づけることは難しいと思った。マンション管理の方に電話して聞いたらダスキンを呼べばいいと教えてくれた。自分でダスキンを呼んだ。早く駆けつけてくれて、すっかりきれいにしたくれた。6万円と少し請求された。」
そもそもオーブントースターでパンを焼いていたらパンが燃えるなんて、どういう話かと思ったので調べた。検索したらたくさん出ていた。パンはオーブントースターで加熱中に、しばしば燃えるものらしい。皆さんの関心は、そんなことがあったのちに、そのオーブントースターを継続して使用していいのかという点にあるようだった。
自分でも小型の電気オーブントースターでパンを焼く。しかし燃えるとは考えたことがなかった。パンの頂点が上の電熱体・ガラス管にかなり近かったということなのだろうか。
検索した記事の中では
『厚さの違う食パン及びフランスパンをタイマーの時間を15分に設定して加熱し、調理物の変化の様子を見ました。その結果、ほとんどのケースでタイマーが切れる前に調理物が発火しました。厚さ5mmのフランスパンの場合はわずか1分30秒後に発火しその後大きな炎を上げて燃えました。発火までの時間はパンの厚さで異なり、薄いパンほど短時間で発火しました。』
と書かれていた。
冷凍から揚げの油が下に落ちて、下のガラス管に油が触れて発火。パンに塗ったマーガリンやバターが発火。
水をかけないことはよかった。消火器ではなくて毛布のようなものでもよかったかもしれない。しかし何より火災にならないことがよかった。
危ない。自分も危ないが、隣近所の部屋でこのようなことが起こっていたら困る。