下書き うつ病・勉強会#32 経過と現在症状#3 単一精神病

経過と現在症状の項目で追加して、単一精神病論の一種を書いておく。Einheit Psychose と呼んでいるが、私が共感できる単一精神病論の概略は次のようである。精神の病にいろいろな種類があることは勿論であり、症状で分 … Read more 下書き うつ病・勉強会#32 経過と現在症状#3 単一精神病


下書き うつ病・勉強会#31 経過と現在症状#2 SとMDIとXとY

さて、クレペリンは経過を基本にして、慢性レベルダウンを伴いやすいものは早発性痴呆で、症状は知性の領域である、循環性経過は躁うつ病に起こりやすくて症状は感情の領域である、とまとめたわけですが、現代では、躁うつ病の人も、何回 … Read more 下書き うつ病・勉強会#31 経過と現在症状#2 SとMDIとXとY


下書き うつ病・勉強会#30 経過と現在症状#1歴史

ここまで書いてきて、躁うつ病と双極性障害を厳密に区別しないで使っていた。日本語の日常語としては同じで構わないだろうけれども、しかし本当は意味が違う。このあたりを調べてみよう。 うつ病系統の疾患分類の歴史概観 【クレペリン … Read more 下書き うつ病・勉強会#30 経過と現在症状#1歴史


下書き うつ病・勉強会#29 MADセオリー#8

【基礎第八回】 ひとつのモデルとして、なるべく単純で広く説明可能なものを提示しました。 しかしこう考えたからと言って治療が決定的に変わるということもないのです。 MA細胞を保護して回復を待つだけ、それが治療です。現実には … Read more 下書き うつ病・勉強会#29 MADセオリー#8


下書き うつ病・勉強会#27 MADセオリー#6

【第六回】 説明が一部重複しますが、復習問題と思って付き合ってください。 メランコリー親和型性格のうつ病は 最初の性格としてはM少A多D多になります。 mAD この人が几帳面に責任感強く仕事をして、しかし年にも勝てず疲れ … Read more 下書き うつ病・勉強会#27 MADセオリー#6


下書き うつ病・勉強会#26 MADセオリー#5

【基礎第五回】 代表的な病前性格に執着気質、メランコリー親和型性格、循環気質などがあります。 執着気質は下田が提案したもので、仕事熱心、凝り性、徹底的、責任感強い、完璧主義など。 メランコリー親和型性格はテレンバッハが提 … Read more 下書き うつ病・勉強会#26 MADセオリー#5


下書き うつ病・勉強会#25 MADセオリー#4

【基礎第四回】 ここから私の説を紹介したいと思います。MADセオリーと言います。神経細胞を反復刺激したときの反応で神経細胞を特徴付けて分類し、それを基盤にして、病前性格と躁うつ病を整合的に説明します。 まず、一つの神経細 … Read more 下書き うつ病・勉強会#25 MADセオリー#4


下書き うつ病・勉強会#24 MADセオリー#3

【基礎第三回】 さて実際に一個の細胞をここに持ってきて、実験することとしましょう。 生体内では、たとえば次のように存在しています。 近赤外微分干渉顕鏡を用いて、神経細胞を細胞内染色する手法を用いたものです。 実験で使いや … Read more 下書き うつ病・勉強会#24 MADセオリー#3


下書き うつ病・勉強会#23 MADセオリー#2

【MAD基礎第二回】 神経細胞には小さなものから大きなものまで、短いものから長いものまで、様々あります。体の隅々まで神経が張りめぐらされ、脳や脊髄とつながっているわけです。 上が脳神経や自律神経の回路です。(付加的事項で … Read more 下書き うつ病・勉強会#23 MADセオリー#2


下書き うつ病・勉強会#21 MADセオリー#0

前回まで躁状態先行仮説について説明した。ここから、そのメカニズムを説明する。神経細胞の興奮という点では、てんかんの発作、統合失調症の興奮、躁状態の興奮は共通のものとして考えることができる。興奮の結果、神経細胞機能が失われ … Read more 下書き うつ病・勉強会#21 MADセオリー#0


下書き うつ病・勉強会#20 躁状態先行仮説-8

下書き うつ病・勉強会#20 躁状態先行仮説-8 躁状態先行仮説の反証可能性 躁状態先行仮説は、もちろん完全無欠ではありません。人によってはこの理論は科学的ではないといいます。この仮説が現在うつ病、躁うつ病と定義されてい … Read more 下書き うつ病・勉強会#20 躁状態先行仮説-8


下書き うつ病・勉強会#19 躁状態先行仮説-7

下書き うつ病・勉強会#19 躁状態先行仮説-7 うつ病ー躁病ー無症状(DMI)サイクルについて 双極性障害を持つ人の約25%で、うつ病のあとに、軽躁病またはマニーが起こっている(DMI)という、躁状態先行仮説と矛盾する … Read more 下書き うつ病・勉強会#19 躁状態先行仮説-7


下書き うつ病・勉強会#17 躁状態先行仮説-5

下書き うつ病・勉強会#17 躁状態先行仮説-5 抗うつ薬誘発性躁病とラピッドサイクリング 抗うつ薬の役割は、双極性障害の臨床治療の中で最も物議を醸す問題です。つまり抗うつ剤による躁転が問題です。双極性障害における抗うつ … Read more 下書き うつ病・勉強会#17 躁状態先行仮説-5


下書き うつ病・勉強会#16 躁状態先行仮説-4

下書き うつ病・勉強会#16 躁状態先行仮説-4 抗てんかん薬 リチウムと同様に、抗てんかん薬でも抗マニー効果が抗うつ作用よりも先に発見されました。抗てんかん薬はマニーを鎮静します。そして後に、マニーに対してもうつ状態に … Read more 下書き うつ病・勉強会#16 躁状態先行仮説-4


下書き うつ病・勉強会#6 自我障害分析から

うつ病の症状についてどう考えたらよいか、いろいろ考えているところでした。続けましょう。 精神症状の理解の仕方として、たとえば自我障害の場合を考えてみましょう。自我障害は統合失調症の場合に典型的に見られます。自我障害は自意 … Read more 下書き うつ病・勉強会#6 自我障害分析から