「ポリヴェーガル理論」「多重迷走神経理論」

 「ポリヴェーガル理論」は、精神生理学・行動神経学者のステファン・W・ポージェス博士によって、1994年にはじめて提唱された。ポージェス博士は、イリノイ大学精神医学科名誉教授を経て、いくつかの研究所で代表を歴任し、202 … Read more 「ポリヴェーガル理論」「多重迷走神経理論」


我々は今どのような歪んだ情報空間に生きているのか。

我々は今どのような歪んだ情報空間に生きているのか。人間は、自分の置かれた情報環境がどのように歪んでいるかを、どのようにして知ることができるだろうか。つまり、自分が妄想に侵されていないか、洗脳されていないか、プロパガンダに … Read more 我々は今どのような歪んだ情報空間に生きているのか。


この人生で何を目指すか、どのような方向で努力するか。

この人生で何を目指すか、どのような方向で努力するか。それについては、「自分らしい自分になる」ことと表現できる。言い方を変えれば、自分のDNAがこの世界ではどのような適応をするのか試してみること。それは無理矢理に適応すると … Read more この人生で何を目指すか、どのような方向で努力するか。


祈りの意味の仮説 自由意志の仮説

祈りの意味 自由意志祈りが単なる自己満足で、現実に効力がないとしたら、なぜそのような習慣が人類にいまだに残っているのかと考える。野球場でスタンドから祈るなら、プレイヤーに伝わるかもしれない。それは実際の影響力があるだろう … Read more 祈りの意味の仮説 自由意志の仮説


人間の顎は小さくなりつつあり、そのせいで歯が余ってしまい、歯並びが悪くなる

人間の顎は小さくなりつつあり、そのせいで歯が余ってしまい、歯並びが悪くなる。顎が小さくなる淘汰圧はどのようにして生じているのだろう。顎が小さい個体が性的に選好されているとも思えないが。顎が小さいことは幼形成熟と重なること … Read more 人間の顎は小さくなりつつあり、そのせいで歯が余ってしまい、歯並びが悪くなる


『私という小説家の作り方』大江健三郎。1998年。

『私という小説家の作り方』大江健三郎。1998年。無宗教者の祈り、という言葉について考える。キリスト教を背景とする西欧作家の作品で「魂」といえば、キリスト教的な意味で神につながる魂のことだろう。大江が述べているような、無 … Read more 『私という小説家の作り方』大江健三郎。1998年。


神が私を愛し、赦してくれる。だから私は神にならって、隣人を愛し、赦す。

神が私を愛し、赦してくれる。だから私は神にならって、隣人を愛し、赦す。 私の隣人は傷ついたイエス・キリストである。だからその人の傷をいやす。そのことで私には生きる意味が生まれる。神とつながる。 神に至る教義と科学による唯 … Read more 神が私を愛し、赦してくれる。だから私は神にならって、隣人を愛し、赦す。


集団への献身 集団のために命をささげる自殺攻撃

集団への献身甲子園で、肩が壊れてもいいから投げさせてくれと頼む投手。集団主義の中での自己犠牲の意味はあるだろう。しかしまた、集団の圧力の中で、本音は言えない部分もある。また、本音を圧殺する洗脳的な操作もあるだろうと思う。 … Read more 集団への献身 集団のために命をささげる自殺攻撃


とぎれとぎれの知覚要素+脳内回路=現実把握

人間の知覚は、それぞれの肉体的条件によって制限されているし、それぞれの場面での物理的な条件によっても制限されるし、また不正確になる。例えば、各個人によって視力も異なるし、年齢によって聴覚の可聴周波数域が異なることも知られ … Read more とぎれとぎれの知覚要素+脳内回路=現実把握


なぜ人間は自分の思考や感情が間違いだと気が付くことができるのか。

なぜ人間は自分の思考や感情が間違いだと気が付くことができるのか。また逆になぜ気づけないのか。気づいたとして新しい認識は正しいのか。どのようにして知るのか。本当に難しい問題である。間違いから別の間違いに移行しているだけとい … Read more なぜ人間は自分の思考や感情が間違いだと気が付くことができるのか。


現代思潮社版『ロシア・フォルマリズム論集』シクロフスキー 離人症とその反対

現代思潮社版『ロシア・フォルマリズム論集』シクロフスキー「そこで生活の感覚を取りもどし、ものを感じるために、石を石らしくするために、芸術と呼ばれるものが存在しているのである。芸術の目的は認知、すなわち、それと認め知ること … Read more 現代思潮社版『ロシア・フォルマリズム論集』シクロフスキー 離人症とその反対


『シッダールタ』ヘルマン・ヘッセ。

『シッダールタ』ヘルマン・ヘッセ。これは井筒俊彦の本を読んだと同時期に読んだ。神秘体験に至る様子が大変よく描けていると思った。(ヘルマン・ヘッセだから素晴らしいのは当然だと言われそうだが、私としては『車輪の下』のイメージ … Read more 『シッダールタ』ヘルマン・ヘッセ。